読解問題には、読み方・解き方がある!
なんとなく読み、なんとなく解くことをやめて、論理的な解法を習得してください。

わかりやすい文章の書き方を知っていますか?
作文と小論文の違いがわかりますか?
上手に書くためのコツを学びましょう!

苦手な方歓迎!古文・漢文が、最短時間で、正しく読めるようになるために。文法の知識と読み方とを丁寧に解説します。

慣用句や四字熟語はもちろん、和歌・俳句から文学史まで。国語に関して知っておきたい知識を、わかりやすくまとめてあります。

●国語以外もお任せ下さい!優秀な講師陣が全教科に個別で対応する「フィロソフィア寺子屋教室」も運営しております。
●小論文の持ち込み歓迎!通常授業に通えない方や、短期間で臨時に対策を必要とする方に、個別で小論文指導をします。
●一般向け講座、講演会、セミナーも実施!地域における学術・文化の拠点として、開かれた私塾を目指します。

フィロソフィア国語教室

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エリア:西荻窪・久我山・吉祥寺・荻窪

TEL/FAX:03-6454-2485

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駅前教室開校記(5)

開校して1カ月・・・

小学校低学年生向けの基礎クラスには、たくさんの生徒さんが体験に来てくださいました!

 

体験授業では、読解・作文・文法問題の計3題を解いてもらい、それぞれの得意・不得意や読み方・書き方のくせなどをを確認します。

その中で、意外と正答率が低いのが、

 

「明日の図工ではじょおずに絵がかけた。」

を、正しい文章へと校正する問題です。

 

「じょおず」に気をとられて、

時制の不一致に気が付かない生徒さんが多いのです。

 

日本語の話し言葉では、時制を省略できてしまうことが多いので、

話し言葉に慣れていて、書き言葉に不慣れな低学年生は

大人であればすぐわかる文章の誤りにも

違和感を感じにくい傾向にあります。

 

(例えば、日常会話では

「昨日の晩ごはんは何だっけ?」「肉じゃがよー」

というコミュニケーションが行われて

「わたしたちは昨日の晩ごはんに何を食べたっけ?」「肉じゃがを食べたよ」

などと、会話していては

野暮ったくなってしまうということがあります。)

 

会話でのコミュニケーションにおいては

いらない情報を省略したうえで、行間を読めることも大切なのですが

低学年の生徒さんと会話をする時には、あえて情報を省略せず、

書き言葉のように、主語と述語を確認しながら話をすることがあります。

 

そうすることで生徒さんが、書き言葉に慣れるきっかけになるのではないか

と、期待しているからです。

 

話し言葉と書き言葉の違いを理解してもらうことが

低学年生向け授業の大切なテーマとなるので

教材も解説も、様々な方法で工夫していこうと思います。

 

                     フィロソフィア国語教室西荻窪駅前教室担当 山田



投稿者: フィロソフィア国語教室投稿日時: 2015年10月6日 00時00分